





[ 科名・植性 ] サトイモ科テンナンショウ属の多年草
[ 花期・草丈 ] 4〜6月 20〜40cm
[分布・生育地] 本州(三重・奈良県)、四国、九州の山地や海岸に近い照葉樹林や竹林
■森の中の小さな不思議
ユキモチソウは、サトイモ科の多年草で、三重県、奈良県、四国の限られた地域に生える。花の中央に白くふくらんだ部分があり、まるで雪のような餅に見えることからこの名前がついた。
花を包む部分は紫がかった色で、白い部分とのコントラストが美しい。葉は鳥の足のように広がり、ギザギザがあるものとないものがある。半日陰で育ちやすく、湿った土を好む。
絶滅の危険が高まり、環境省のレッドリストに指定されている。