


[ 科名・植性 ] アブラナ科ワサビ属の多年草
[ 花期・草丈 ] 3〜5月 20〜40cm
[分布・生育地] 北海道〜九州の清流の中、水辺、小川
■清流が育む、緑の宝石
ワサビは日本原産の多年草で、アブラナ科に属する。清流の渓流や湿地に自生し、春に白い4弁花を咲かせる。根茎や葉は独特の辛味を持ち、薬味や調味料として利用される。
日本で栽培されるものは「本わさび」と呼ばれ、セイヨウワサビ(ホースラディッシュ)とは区別される。寿司や刺身に用いられ、揮発性の辛味成分が特徴。おろしてから10分ほどで風味が落ちるため、鮫皮おろしを使い、必要な分だけすりおろして食べるのが理想とされる。