ツリフネソウ(釣船草)
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2019
26
Jun
ツリフネソウ(釣船草)

[ 科名・植性 ] ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草
[ 花期・草丈 ] 7〜10月 50〜80cm
[分布・生育地]  北海道〜九州の陰湿地
■風に揺れる、小さな釣り舟
ツリフネソウ(釣舟草)は、夏から秋にかけて、茎先に赤紫色の花を釣り下げるように咲かせる。花は花弁3個、萼片3個で、萼片も紅紫色で花弁のように見え、下の1個は大きく袋状になり、そのさきは細長い渦巻き状の距(きょ)になる。その形が帆掛け船を釣り下げたような、あるいは花器の釣舟に似ていることから、この名がある。蜜が多くマルハナバチなどが訪花。属名の「impatiens」は「こらえきれない」を意味し、熟した果実にふれると果皮がはじけて種子をはじき飛ばす。












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2019
26
Jun

ツリフネソウ(釣船草)

つりふねそう

[ 科名・植性 ] ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草
[ 花期・草丈 ] 7〜10月 50〜80cm
[分布・生育地]  北海道〜九州の陰湿地
■風に揺れる、小さな釣り舟
ツリフネソウ(釣舟草)は、夏から秋にかけて、茎先に赤紫色の花を釣り下げるように咲かせる。花は花弁3個、萼片3個で、萼片も紅紫色で花弁のように見え、下の1個は大きく袋状になり、そのさきは細長い渦巻き状の距(きょ)になる。その形が帆掛け船を釣り下げたような、あるいは花器の釣舟に似ていることから、この名がある。蜜が多くマルハナバチなどが訪花。属名の「impatiens」は「こらえきれない」を意味し、熟した果実にふれると果皮がはじけて種子をはじき飛ばす。