タネツケバナ(種漬花)
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2025
7
Apr
タネツケバナ(種漬花)

[ 科名・植性 ] アブラナ科タネツケバナ属の一年草
[ 花期・草丈 ] 3〜5月 10〜40cm
[分布・生育地]  日本全土の平地の水田/あぜ道/湿地/溝/河川敷
■春の田んぼに白く咲く、小さな野草の知恵
タネツケバナはアブラナ科の水田雑草。春に白い花を咲かせることから名付けられた。従来はC. flexuosaと混同されていたが、2006年の研究で異なる種と判明。日本全国の水辺に自生し、湿地を好む。10月に発芽し、春に開花、果実は棒状で熟すと裂ける。食用として若芽はおひたしや天ぷらに、アイヌ料理では香辛料として利用された。かつては咳止めや利尿剤の生薬とされたが、妊婦の服用は禁忌。






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2025
7
Apr

タネツケバナ(種漬花)

たねつけばな

[ 科名・植性 ] アブラナ科タネツケバナ属の一年草
[ 花期・草丈 ] 3〜5月 10〜40cm
[分布・生育地]  日本全土の平地の水田/あぜ道/湿地/溝/河川敷
■春の田んぼに白く咲く、小さな野草の知恵
タネツケバナはアブラナ科の水田雑草。春に白い花を咲かせることから名付けられた。従来はC. flexuosaと混同されていたが、2006年の研究で異なる種と判明。日本全国の水辺に自生し、湿地を好む。10月に発芽し、春に開花、果実は棒状で熟すと裂ける。食用として若芽はおひたしや天ぷらに、アイヌ料理では香辛料として利用された。かつては咳止めや利尿剤の生薬とされたが、妊婦の服用は禁忌。