




[ 科名・植性 ] シュロウソウ科ショウジョウバカマ属の多年草
[ 花期・草丈 ] 4~5月 10~20cm
[分布・生育地] 北海道から九州までのやや湿った場所
■湿地の宝石、春を告げる可憐な花
ショウジョウバカマは、湿った場所を好み、低山から高層湿原まで生育する。葉はロゼット状に広がり、冬には赤く染まる。3〜7月にピンクや紫、白の花を咲かせ、花茎は1m近くまで伸びる。花びらは夏まで枯れずに黄緑色に変色する。種子のほか、葉先にできる不定芽で増殖する。
名前は赤い花を猩々の顔、葉を袴に見立てたもの。カタクリより早く咲き、残雪の縁にも見られる。