


[ 科名・植性 ] シュロソウ科シライトソウ属の多年草
[ 花期・草丈 ] 4〜7月 15〜50cm
[分布・生育地] 秋田県以西の山地/高山/林縁/草原
■風に揺れる、白き筆のしらべ
シライトソウはシュロソウ科の多年草で、韓国と日本に分布する。林縁や日当たりのよい場所に生育する。4〜7月に細長い花茎を伸ばし、白い糸屑を束ねたような独特の花を咲かせる。花弁は4枚が特に長く、ビン洗いブラシのような姿になる。高さは15〜50cmで、葉はロゼット状に広がる。花には香りがあり、茶花として親しまれることもあるが、栽培はあまり普及していない。