




[ 科名・植性 ] ムラサキ科 キュウリグサ属
[ 花期・草丈 ] 3~5月10~30
[分布・生育地] 北海道から沖縄野原や道端、庭の片隅などあらゆるところ
■風にそよぐ、キュウリの香りを秘めた花
キュウリグサ(胡瓜草)は、日本全土に生える雑草で、茎や葉を揉むとキュウリのような香りがすることが名前の由来である。3〜5月に直径2mmほどの淡い青紫色の花を咲かせ、茎の先端が巻きながら花が順に開く。根元の葉はスプーン形で、上の葉は細長い楕円形。ワスレナグサに似ているが、花ははるかに小さい。道端や畑など身近な場所に生え、若い茎や葉は山菜として利用されることもある。