



[ 科名・植性 ] ツツジ科コメバツガザクラ属の常緑小低木
[ 花期・草丈 ] 6〜7月 5〜15cm
[分布・生育地] 北海道、本州中部以北の高山の砂礫地、岩礫地
■高山に咲く、小さな白鐘
コメバツガザクラはツツジ科の常緑小低木で、北海道や本州中部以北の高山の岩場や礫地に生育する。茎は地面を這い、高さは5~15cm。葉は楕円形で光沢があり、縁が裏側に少し巻く。
6~7月に白い釣り鐘形の花を咲かせ、枝の先に3個ずつつく。果実は上を向く蒴果で、直径約3.5mm。小さな葉や花の姿が可憐な高山植物である。