




[ 科名・植性 ] アジサイ科キレンゲショウマ属の多年生
[ 花期・草丈 ] 8〜9月 80から120cm
[分布・生育地] 紀伊半島、四国山地、九州山地などの限られた地域のブナ林の中や湿った石灰岩地
■森の奥に輝く、黄金のしずく
キレンゲショウマは、日本の紀伊半島、四国、九州のブナ林に自生する多年草で、8月に黄色い筒状の花を下向きに咲かせる。高さは80~120cmで、手のひら状に切れ込んだ大きな葉を対生させる。花弁は5枚で厚みがあり、平らには開かない。花後には実ができ、熟すと裂けて種を散布する。
レンゲショウマに似るとされるが別種で、環境省の絶滅危惧II類に指定されている。