







[ 科名・植性 ] ナデシコ科ナデシコ属の多年草
[ 花期・草丈 ] 5〜11月 30〜80cm
[分布・生育地] 本州以西の四国/九州の日当たりのよい草原や河原
■秋風に揺れる、可憐な河原の花
カワラナデシコはナデシコ科の多年草で、秋の七草の1つ。日本の本州以南に分布し、日当たりの良い草原や河原に生育するが、環境の変化により減少傾向にある。草丈は30-80cm、夏から秋にかけて淡紅色の花を咲かせる。花弁は細裂し、優雅な姿が特徴。観賞用に栽培され、江戸時代には園芸品種も多く作られた。薬用として利尿・消炎作用があり、全草や種子が生薬として用いられる。