




[ 科名・植性 ] キク科コウヤボウキ属の多年草
[ 花期・草丈 ] 9~11月 30~70㎝
[分布・生育地] 本州、四国、九州の山地の木陰
■柏の葉に似た緑、白熊のような花
カシワバハグマはキク科の多年草で、本州(宮城県以南)、四国、九州の山林に生育する。高さは30~90cmになり、葉はカシワの葉に似た形で茎の中部に集まってつく。
9~10月に細長い穂状花序を出し、白い筒状の花を咲かせる。花冠の裂片が細長くねじれる姿が、仏具の払子に使われる「白熊(ハグマ)」に似ていることが名前の由来。西日本では生育地が限られている。