



[ 科名・植性 ] オオバコ科オオバコ属の多年草
[ 花期・草丈 ] 4〜10月 20〜80cm
[分布・生育地] 日本全土の畑地/道端/果樹園/河川敷/牧草地/荒地
■コスモポリタン雑草、野に広がる生命力
ヘラオオバコはヨーロッパ原産の帰化植物で、日本には江戸時代末期に侵入し、全国に分布。葉は細長くへら状で、春から夏にかけて花茎を伸ばし、穂状の花序をつける。花粉症の原因植物となる。オオバコに比べ踏みつけ耐性はないが、耐乾性があり、畑地や道端などに生育。環境省の要注意外来生物に指定。ヨーロッパではハーブとして食用や薬用に利用され、家畜の飼料にもなる。