


[ 科名・植性 ] ナデシコ科ハコベ属の多年草
[ 花期・草丈 ] 2~9月 10~20cm
[分布・生育地] 北海道から沖縄の田畑や畦道、道端、荒れ地
■春の七草、星の花。ハコベのやさしい恵み
ハコベはナデシコ科ハコベ属の植物で、特にコハコベとミドリハコベを指すことが多い。春の七草の一つで、古くから食用や薬用として利用され、小鳥の餌にもなる。
高さ10~20cmの草本で、白い5弁の花をつけるが、花弁が2裂しているため10弁に見える。茎は枝分かれして群生し、節ごとに卵形の葉を対生する。実は蒴果で種子を散布する。ラテン語の「星(stella)」が属名の由来で、歯磨き粉としても活用された。