
[ 科名・植性 ] キク科コゴメギク属の一年草
[ 花期・草丈 ] 6 〜 11月 15~40cm
[分布・生育地] 全国の道端や空き地
■名は掃溜、されど可憐に
ハキダメギクは、キク科の一年草で、熱帯アメリカ原産の帰化植物。牧野富太郎が東京・世田谷の掃き溜めで発見したことが名前の由来。高さ15~40cmで、葉は対生し、浅い鋸歯がある。6~11月に小さな白と黄色の花を咲かせ、種子は風で散布される。明治時代に日本に渡来し、全国に広がる。コゴメギクとよく似ているが、花の冠毛の違いで区別可能。都会の道端や空き地に生える身近な雑草である。