フタリシズカ(二人静)
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2025
7
Apr
フタリシズカ(二人静)

[ 科名・植性 ] センリョウ科チャラン属の多年草
[ 花期・草丈 ] 4〜6月 30〜60cm
[分布・生育地]  北海道〜九州の低山/丘陵地の林床
■二人の舞、林に咲く白き花
フタリシズカは、センリョウ科の多年草で、日本や東アジアに分布し、低山の林床に生育する。高さ30–60cmで、上部に鋸歯をもつ対生葉をつける。春から初夏にかけて1–5本(ふつう2本)の穂状花序を伸ばし、白い雄しべに包まれた花を咲かせる。和名は能楽『二人静』に由来。花には蜜腺がなく、アザミウマ類などが訪花する。自家和合性があり、夏には閉鎖花をつけることもある。果実は淡緑色で球形。全草有毒だが、中国では薬用にされる。

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2025
7
Apr

フタリシズカ(二人静)

ふたりしずか

[ 科名・植性 ] センリョウ科チャラン属の多年草
[ 花期・草丈 ] 4〜6月 30〜60cm
[分布・生育地]  北海道〜九州の低山/丘陵地の林床
■二人の舞、林に咲く白き花
フタリシズカは、センリョウ科の多年草で、日本や東アジアに分布し、低山の林床に生育する。高さ30–60cmで、上部に鋸歯をもつ対生葉をつける。春から初夏にかけて1–5本(ふつう2本)の穂状花序を伸ばし、白い雄しべに包まれた花を咲かせる。和名は能楽『二人静』に由来。花には蜜腺がなく、アザミウマ類などが訪花する。自家和合性があり、夏には閉鎖花をつけることもある。果実は淡緑色で球形。全草有毒だが、中国では薬用にされる。