[ 科名・植性 ]　イヌサフラン科チゴユリ属の多年草
[ 花期・草丈 ]　４〜６月　15〜30cm
[分布・生育地] 　日本全土の落葉樹林の木陰
■森の木陰にひっそり咲く、小さな白い妖精
チゴユリは、東アジアに分布する多年草。日本では全国の落葉樹林の木陰に自生し、高さ15-30cm。白い地下茎を持ち、4-6月に白い花を一輪咲かせた後、黒色の液果をつける。種子繁殖のほか、地下茎による無性繁殖も行うため、毎年新しい地上茎が現れる「擬似一年草」として知られる。名前は可憐な姿から「稚児ユリ」と名付けられた。花言葉は「恥ずかしがりや」「純潔」。葉に斑模様が入る変異種が栽培されることもある。