







[ 科名・植性 ] キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草
[ 花期・草丈 ] 3〜5月 15〜20cm
[分布・生育地] 北海道〜九州の山地や山麓の日当たりの良い場所
■春の訪れを告げる、儚き白い花
アズマイチゲはキンポウゲ科の多年草で、日本の山地や山麓に分布する。春に高さ15〜20cmの花茎を伸ばし、白い萼片(8〜13枚)を持つ直径2〜3cmの花を咲かせる。花弁はなく、葉は3出複葉で3枚が輪生する。春先に花を咲かせ、夏には地上部が枯れ、地下茎で翌春まで過ごすスプリング・エフェメラル。別名「雨降花」とも呼ばれ、摘むと雨が降るという言い伝えがある。