[和 名] 牛尾菜 しおで
[学 名] Smilax riparia
[科名.属名] ユリ科/属名:シオデ属
[花 期] 7~8月
[草 丈] 60cm~100cm
[特 徴] 多年草
[生育場所] 山地の林内
[分 布] 北海道〜九州
日本全土の山地に自生する雌雄異株の多年草つる草
茎は、始めは長く伸びてやがて、葉脈から出る托葉(たくよう)から変化したつるが他のものにからみつく
葉は、卵状楕円形で互生、先端は尖る
名の由来は、アイヌの人は、食べられる植物に名をつけたといい、シオデを「シュウオンデ」と呼び、シュウオンデが転訛して、シオデの名になったという説があり。
また、シオデの別名に「シホデカヅラ」があり、シオデが物に絡まる様子を、馬の鞍(くら)の鞍(しおで)(四緒手/しおで)結びから、シオデの名になったという説がある。
シオデは、古くから山のグリーンアスパラガスと呼ばれ、山菜の中でもくせが無く、味が良いとして親しまれています.
秋田民謡で「ひでこ節」は、シオデという山菜を歌いあげた、珍しい民謡として知られているという.