[学名] Magnolia sieboldii subsp. japonica
モクレン科 モクレン属
[花期] 5~7月
[草丈] 2m~4m
[生活型] 樹木
[生育場所] 山地の林の中
[分布] 本州の関東地方から九州
花の特徴
花径は5~10センチくらいあって大形である。
香りの良い白い花を下向きにつける。
花被片は多くて9枚くらいである。
花の中心部には紅色の雄しべがたくさんある。
葉の特徴 葉は楕円形で、ぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の柄の長さは20~50ミリくらいで、互い違いに生える(互生)。
実の特徴 花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)の集合果である。
この花について
属名の Magnolia はフランスの植物学者「マニョルさん(P. Magnol)」の名にちなむ。
種小名の sieboldii は日本植物の研究者「シーボルトの」という意味である。
亜種名の japonica は「日本の」という意味である。